2012年3月3日土曜日

バンクーバーの生活事情 食生活編

2/17〜2/24までバンクーバーに滞在しました。

フルキッチン付きのリビングとベッドルームが分かれているホテルを選び、実際にカナダの食材で自炊してみたので、移住をご検討中の方に少しでも情報として役立てていただければと思うので記録しておきます。


17日はホテルから歩いていけるスーパーで食材や生活雑貨を購入したのですが、高い。
食品以外は消費税も12%かかるので、さらに高い。
愕然としてしまいました。
特に紙類。ティッシュ、トイレットペーパー、紙おむつ、あとはミネラルウォーター、アイスクリームは日本の平均的なものの倍近くするんじゃないかと。

しかし、18日にはバンクーバー滞在中とてもお世話になったnaoさんご夫妻に、安く食材が買えるスーパーを数軒回って教えていただけて安心しました。

韓国系、中国系のお店が安価でした。
しょうゆや出汁など日本の調味料も、日本と同等かプラス100円くらいで買えます。

片栗粉やお酢なども日本製にこだわらなければ、もっと安く手に入ると思います。


ホテルの近くは観光客向けのお店が多いので割高なんだとか。

探せば安いものがいっぱいある!とわかって嬉しかったです。
(でも、紙類はどこも高めでした)

食材は、野菜ならオーガニックのものが日本より豊富にあるし、オーガニックでないものも含め安いです。

お肉も日本と大差なく買えそうでしたが、やはり赤身が多い印象。
日本の柔らかいお肉やカルビ好きの方は少し物足りないないかもしれません。

魚はスーパーでは品薄ですが、週末になると海岸沿いで鮮魚が買えるそうなので一安心。
冷凍ものならスーパーに常備してありました。

卵は高いです。1ダースで$2.99が最安値だったような…
日本のと違って黄身の色が薄かったのが印象的でした。
(餌が違うんだろうなぁ)


フルーツや野菜は量り売りが多いので明瞭会計。
フレッシュなものが山積みで、オシャレ野菜もたくさんあって楽しかったです。

さすが移民の街、スパイスや加工品も色んな国のものがズラリでした。

サッポロ一番など、インスタントラーメンも売ってました。
これも日本のメーカーのものより、韓国系のものが安かったです。

そして、肝心のお米も韓国米なら日本よりも安く置いてありました。
カリフォルニアで作られたコシヒカリは割高でしたが、コシヒカリじゃないとダメという方には朗報ですね。

余談ですが、実は結婚してからは、夫の実家が農家なので10kg5000円くらいの高級米を無償で食べていたので、個人的にはこれからお米代がかかること自体が痛手ではあります。
今のうちにたくさん食べておこうと思います。


最後に、かつお節や昆布はわが家の食卓に欠かせないのですが、放射能の問題があるので日本にいる今も産地にはかなり気をつけています。
バンクーバーでは、今は選ばない地域のものが多かったので、引っ越しの際になるべく多く持っていって、なくなったら韓国のダシダを買おうと思っています。

醤油も味噌も、ちょっとこだわったものを使っているので、カナダで手に入るものは風味が多少劣りましたが、許容範囲です。

ただ、日本にいても、瓦礫の拡散が止まらなければ全国どこのものも食べられなくなる日が来るのかもしれません。

和食は出汁が命です。
九州のかつお節と昆布はなくならないで欲しいなぁと願いつつ、食生活編おしまい。


あ、外食のことを書き忘れていました。

食材と違い、外食には税金12%がかかります。
そしてチップ社会なので、ファーストフード店などでない限り、食事代の10〜20%くらいが必要なので、注文した分+30%かかるので日本にいるよりも外食は割高です。

ただ、レストランでもテイクアウトができるお店もたくさんあり、その場合は税金だけでオッケーでした。

多国籍料理が楽しめて、どこも割とおいしいので、テイクアウトは個人的に大変気に入りました。

全体的に量も多いので、食いしん坊なわたしにはぴったりでした。






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